明日のキミは。

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ツールを活用した確実な
コミュニケーションで、

ミスを防いでいます。

佐山さん
三鷹オフィス
あんしん
情報センター勤務

佐山さん
2012年度
中途採用

――佐山さんは転職でセコムビジネスプラスに入社したそうですが、きっかけはなんでしたか?

佐山さん 私は食べることが大好きで、学生時代に調理師免許を取得したんです。それで卒業後は有名ホテルのレストランで働いていました。ただ聴覚に障がいがあるので、スタッフとのコミュニケーションが難しくて。やはりレストランの仕事はチームワークが重要なので、コミュニケーションがうまくいかないとスムーズに仕事ができません。周りにも迷惑になってしまうと考え、残念ながらすぐに退職をしました。一体どんな仕事なら自分にできるのかと考えていたら、学生時代の友人から「特例子会社はどう?」と教えてもらったのが、セコムビジネスプラスです。安心を提供しているセコムグループだったことも、応募する後押しになりました。とはいえ当時は、パソコンを使ってはいたけど、情報通信技術みたいな専門的な知識なんて、まったくない状態。それでも面接でやる気をアピールして、入社することができたのはうれしかったですね。

――入社して7年目になりますね。どのような仕事を経て、今の部署に配属されたのですか?

佐山さん 最初はイントラチームで機器管理などの仕事をしていましたが、3年ほど経ったときに今のチームに異動になりました。今、勤務しているあんしん情報センターは、グループ会社であるセコムトラストシステムズのデータセンターです。そちらで私はオペレーション業務に携わっています。セコムトラストシステムズの社員とペアを組み、お客様からのデータが集約されたテープやLEDを交換したり、ファイルの検査業務をするのが、主な仕事です。データセンターは24時間365日稼働しているので、セコムトラストシステムズの社員のみなさんは1日3交代で勤務していますが、私たちセコムビジネスプラスのメンバーは日勤だけです。

――健常者であるグループ会社の社員とチームを組んで仕事をするわけですが、どのようにコミュニケーションを取っていますか?

佐山さん 私は聞こえを助ける人工内耳を装着しているので、相手の話している内容はだいたいわかるのですが、ペアで仕事をする人と話す時には、必ず筆談できる電子メモパッドも使います。指示内容を文字にして確認し合うことで、お互いに確実に理解ができ、スムーズに作業が進みます。特にデータセンターは、お客様の個人情報というセコムグループ全体のサービスに関わる重要な情報が集約された場所です。それを直接扱う責任は重く、ミスは絶対に許されません。ここに勤務しているセコムビジネスプラスのメンバーは、電子メモパッドを一人一台支給されていて、いつでも確実にコミュニケーションが取れるようにしています。

佐山さん2

――好きだった食の仕事から、まったく違う業種へ転身したわけですが、今の仕事について感じていること、またこれからどうしていきたいか、考えていることを教えてください。

佐山さん 私たちのすべての作業が、お客様の個人情報という大切なデータを守ることにつながっています。お客様の情報が詰まっているテープを交換する作業は、緊張感のある仕事です。でもそこに、やりがいを感じています。最近は、ペアになる人がスムーズに仕事ができるように、作業手順を見直したり、効率の悪い業務を少しずつ改善していくことが楽しくなってきました。もちろん、そういうふうに仕事ができるのも、私の提案を全面的にバックアップしてくれるセコムトラストシステムズのみなさんがあってこそですし、サポートしてくれるセコムビジネスプラスの上司の存在もありがたいですね。勤続年数が長くなってくるにつれ、いろいろな人に仕事を指導する機会も増えてきましたので、これからはマネジメントについても、しっかり勉強したいと考えています。

――常に緊張感のある仕事ですが、どんなふうに気分転換していますか?

佐山さん 以前は聴覚障がい者の卓球チームに入って身体を動かしていましたが、今は、育児が趣味みたいな毎日です。子どもは男の子ばかり3人。私が家に帰ると、急に戦隊ヒーローごっこが始まるので、私も子どもと戦う怪獣役になりきって遊んでいます。 あと、仕事の帰りにときどき一人で好物のラーメンを食べに行くことも。ラーメンを食べていると、なんだか気持ちがホッと落ち着きます。ラーメン好きの人が入社してきたら、おすすめの店を教えてあげますよ。

――では、セコムビジネスプラスでみなさんと一緒に働きたいと思っている人に、メッセージをお願いします。

佐山さん セコムビジネスプラスにはいろいろな仕事がありますが、すべてが社会の「安全・安心」を守る仕事につながっています。私は、情報通信技術について何も知らない状態で入社しましたが、なんとか今まで仕事を続けてきました。入社してから、足りない知識の部分はいくらでも勉強することができたからです。やる気のある、意欲のある新しい仲間を、待っています!

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